遊びの中のサイエンス教室/幼児

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年長児を対象に「ひかりとかげのふしぎ」と題して、サイエンス教室を開きました。
1時間目のクラス(26名)は、はさみ、バナナなどを影絵として提示し「これな~んだ?」クイズを行いました。コップは、ボールに見えるよう底を見せた後、コップの形が分かるように見せると、子ども達はどんどん興味を示してきました。その後、影絵のやり方を全員に示すと、子ども達のやる気は最高に高まってきました。身近な道具で影を作って発表しようと告げると、グループに分かれて作戦会議と練習が始まりました。「用意はいいかい?」「いいよー」を合図に「影あてゲーム」の発表が行われ、遊びを通して「光と影」を楽しんでもらえました。

2時間目のクラス(26名)は、私の手を使って子ども達が知っている動物を創りだし、クイズを行いました。また、「グーチョキパーで何作ろう」の手遊びと影絵との関係も楽しみながら分かるにしました。
1時間目と同じように「影あてゲーム」の発表があることを告げると、子ども達はグループに分かれて手を使って作る影絵の練習を始めました。イヌ、ハト、チョウチョウ、キツネ、カニなどが次々に発表され、子ども達は影絵の世界を存分に楽しんでくれたと思います。

幼い子ども達が指導者を超える気付きや表現力を持っていることを実感した一日でした。この時期の子どもにこそ理科への興味関心を引き出す取り組みが重要であることを再確認しました。

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